啓発舎

マジすか? マジすよ

◆法務局へ九段の坂を下る。

 用事はすぐすみ、遅い昼飯をどこで食うか。

 食堂は、この合同庁舎もとなりの区役所も終わっている。

 で、毎日新聞へ。

 役所の、賑わい、という言い方は商業施設でもないのに、なんだが、列に並んで自動販売機で印鑑証明とって450円の印紙買うと、ぼったくり、とか、坊主丸儲け、とか、薬九層倍、とかのこなれた日本語がとっさに浮かび、おれの語彙も、まだまだ捨てたもんじゃない、と思う。

で、法務局商売繁盛の賑わいの後に、毎日のビルにはいると、閑古鳥。

地下のとんかつ屋で。

ここのとんかつは、なんというか、過不足ない、きちんと値段相応、という安心感がある。

 

で、竹橋からだらだら坂を上って、無事帰宅セリ。

 

きのうの三茶との違いを感じないでいることは困難だ。

 

三茶の、なんというか、ちょっとわけのわからない感じと比べると、街並み整然、いたるところにおまわりさん、行き交うヒトは勤め人、という景色が、すこし新鮮だった。

日常このあたりをうろうろしていると全然覚えない感覚が少しあった。

 

北の丸なんて、無菌状態、みたい。

ヒトがいないから、ずっと池のほとりがはげぼうずになっていたのが、すこし芝が回復していた。 

 

しみじみ、いつもの時空間が、いちばん。