雨があがったので、北の丸チャリ散歩。
この季節の美しさを体で感じられるようになったのは、ついこのニ、三年ほどのことだ。年は取るものだ。
肺まで届く緑。
で、毎日のビルでとんかつ定食700円税込みを食って、壁新聞、こども新聞、は、今回は割愛し、東京堂方面。
内田百閒の未発表日記とか、井筒の、スーフィーと老子、翻訳、とか、今日は、すこしみるべきものあり。
井筒の翻訳ものは、わかりやすい。
いちばんは、ショーペンハウエルの解説本。おフランスの作家が書いた。
ショーペンハウエルは、文庫もやたらでてる、平積みも結構あるので、いまさら感あり。
今回、お、と思ったのは、腰巻です。
「元気のでる悲観主義」と。
すこし笑った。
で、すぐ浮かんだのは。
カフカもそうだよな。
おれがカフカをたまにひっぱりだすのは、元気がでるからだ。
ショーペンハウエルをぱらぱらやるのは、気が合うからですね。
このじじいとは、話があう。
そんなとこ。