◆日曜美術館をみてしまった。
しかも、ばっちり音声いりで。
抱腹絶倒。
お笑いの骨法は、あくまで真面目に厳粛にやること、という、お手本のような、教材のような物件。
ピアノひきらしい女のゲストなんか、完全にうっとりトランスしてた。
写真家のゲストが一人だけ正気を保っていて、それも笑えた。
◆NHK音楽館
五嶋龍
顔面芸。日本版「新婚道中記」をプロデュースする機会があったら主役級でキャスティングしたい。
藤森氏との二重奏は、ちょっとよかった。
ショスタ5は緊張感あってよかった。
広上も顔面芸では人後に落ちないが、あのニコニコ顔で、ショスタコの、ちょっと救いようのないかんじを、正確に表現している。三楽章とか終楽章の最後のドシャメシャに差し掛かる前の、しびるいるいのところ。
重たい曲だ。
日曜美術館のお笑いが、今夜の救い。