啓発舎

マジすか? マジすよ

日曜美術館をみてしまった。
 しかも、ばっちり音声いりで。
 抱腹絶倒。
 お笑いの骨法は、あくまで真面目に厳粛にやること、という、お手本のような、教材のような物件。
 ピアノひきらしい女のゲストなんか、完全にうっとりトランスしてた。
 写真家のゲストが一人だけ正気を保っていて、それも笑えた。

NHK音楽館
 五嶋龍
 顔面芸。日本版「新婚道中記」をプロデュースする機会があったら主役級でキャスティングしたい。
 藤森氏との二重奏は、ちょっとよかった。


 ショスタ5は緊張感あってよかった。
 広上も顔面芸では人後に落ちないが、あのニコニコ顔で、ショスタコの、ちょっと救いようのないかんじを、正確に表現している。三楽章とか終楽章の最後のドシャメシャに差し掛かる前の、しびるいるいのところ。
 
 
 重たい曲だ。
 日曜美術館のお笑いが、今夜の救い。