終わった後、丸ビル一階で飲んだ赤ワインはうまかった。
安らぎの地に帰ってきた、という感覚がしみわたりました。
というわけで、五感全体の感覚が、少し非日常化します、しばらく。
ずいぶん久しぶりに参加したのだが、アンサンブル全体がえらいレベルアップしているのには、びっくりだ。
ブラームスが、ちゃんとブラームスになっている。
まじめに取り組もう、という気持ちになった、この私が。
しかし、ブラームスの3番三楽章というのは、神が人類に与えたご褒美、といっていい曲だ。
ホルンの伴奏していると自分も空間に溶け込むような感じがする。
チェロは出ずっぱりなのだが、特に対旋律にまわるところ、ファミソーラファミレという美しい下降音階があるのですが、そこで1stVnとからみあうあたり。
これをこえるひまつぶしは想像できない。
ここまでたどりついたよ。