啓発舎

マジすか? マジすよ

冬は大好きだ。大気が安定しています。
いま窓の外に広がる青い空白い雲が、明日も、おそらくあさっても同じようにうかんでいるだろう、と時間を観ずること以上の豊潤さは想像できない。


湯水のように時間を蕩尽する。


トランプタワー黄金の間の比じゃないゴージャス。
というわけで、アベも極東支店長としてのつとめをまずは無難にこなしたようなのでよかったですね。
貢物だの請願だの欧米メディアは「批判的」のようだが、それこそ意図したところなので、そんなに褒めるなよ、ぐらいに思っていればよい。
維新のころ、よろしくやっていた新政府の大臣が、黒田だっけ、刺客に襲われて、相方の女が「旦那はいけない、私は手傷」と電報を打ったという逸話を思い出す。
心温まるエピソードだ。
面従腹背まではいかなくてもいいが、これからは、せめてこの芸妓のように、旦那がどうなろうとわちきのしったことじゃないでありんす、と自らの安全を確保し常に退路を保全することに意を用いたい。
今回、おれは男妾だ、と世界中にアピールできた、あとは旦那がコケるのを見物していればいい。
いいですか、あっちがどうなろうとこっちは手傷ですませるんですよ、あなたは小悪党、信介おじいちゃんほどのワルの器はないのですから、とお母さんもさとしている、かもしれない。