マイルスの現在進行形シリーズを聴いていて、こんなことを思った。
ジャズのほんとによい作品というのは、毎晩でも聴ける、ついつい手がのびる、アルバム、とほとんど同義だ、私にとっては。
反復に耐える、ということ。
毎回新しい。
で、飛ぶ。
ジャズだけか。
たとえば社長シリーズはどうか。
何度目の再放送か、と思いながら、ついつい最後まで見てしまう。
アナバシスとかガリア戦記。
「猫」の上巻。
百�瑶の初期。床屋ものとか。
特定の場所。明日仕事で行く神保町とか。雨が降っても行かなきゃなんねえ。
バッハのケーテン時代。
で、映画はどうか、とあおれやこれや思い浮かべたのだが、さっきとっさに出た社長シリーズ以外は、どうも。
あまりみてないのに偉そうなこといえないが。
映画は、だいいち、長いですよ。
最近007やってますよねBSで。
全部途中で挫折だ。
キューブリックだって、何回見ても、となると時計仕掛けぐらいですかね。
バリーリンドンは、マリサベレンソンがらみのところだけだね、そもそもあれはストーリーなんて関係ないし。
ヒッチコックは、海外特派員か。
ヴィスコンティは、通しはきつい。
これもストーリーで見る監督じゃないしなあ。
ダークボガードで見るか、地獄に落ちたとヴェニスに死すあたり。
日本映画は、森雅之か。
雨月物語、羅生門で三船とじたばたするあたり。
やっぱり映画は当方はピンとこないのか。