啓発舎

マジすか? マジすよ

◆昨夜はシューマンピアノ曲
幻想曲とか謝肉祭とか。youtube万歳。

◆実は、あれ以来FTを毎日読んでいる。
 今日も面白満載だ。
親欧州派は、引き際の美徳を学ばねばならない。
味方についた48%の有権者と、所与の状況から最善の結果を得ようとする英国式の衝動民主主義は、スポーツと同じように、残酷な明確さによって統治されている。48%の票は親欧州派に、マニフェストの48%、あるいは主要省庁の48%を支配する権利を与えるわけではない。
など。

往生際が悪いぞ。僅差だろうと負けは事実、早いとこ引っ込めよ。
というだけのことを言うのに、「引き際の美徳」「英国式の衝動」「民主主義は残酷な明確さによって統治される」などの背中が痒くなるようなことばをちりばめる。
ここまで嗤える空疎な美辞麗句を弄べるのは、「誇り高く」「勇気ある」あんたは偉いとしか言いようがない英国民のなかにもいないとおれが断定する。このコラムの筆者はあのおやじをおいて考えられない。

義経が大陸に逃れてジンギスカンになったのは知っていたが、三島由紀夫が市ヶ谷から脱出してロンドンで社説を書いているとは今朝まで存じ上げなかったですよ。「民主主義は残酷な明確さによって統治」なんてもろにミシマ節だ。三島よ、相変わらずの健筆、ご同慶だ。


これから、引き際の悪い奴を「英国式の衝動」に駆られていると、それがしも表現することとしよう。

舛添よ、おまえも「英国式」が致命傷だった。

というわけで、これから仕事。景気づけになった。