啓発舎

マジすか? マジすよ

外出の用事がなくなり、ソファから空を見上げております。

というわけで、続き。
今回当方がイギリスにこだわるのは、無論、面白だからに他ならない。
経済がどうの、国際情勢がこうのは、もちろんどうでもいい。
当方の関心は、この先どう沈没していくか、の一点に尽きる。
その過程で起こる滑稽と悲惨をしみじみ味わいたい。
いまどき、衒いなく「誇り高き歴史の才能豊かな国民」を自称しながら、自分で作った落とし穴に自分で飛び込むバカスケのことだ、これからも、内ゲバで責任をなすり合う、高飛車な鼻をEUにへし折られる、移民排除どころか自分がボートピープルとなり果て北海をさまよう、など、なるべく醜くじたばたやっていただきたい。



まじめな話。
今回の騒動には階級闘争の側面がある。
マルクスが生きていたら感涙にむせぶぞ。
なんだかんだいって、世界で階級意識が一番強いのはイギリスではないだろうか、よく知らないが。
出自学歴はもちろん、音楽なに聞くかとかクリケットかサッカーか、とか、抑揚とか、ジンかスコッチかとか。

「誇り高き歴史の才能豊かな国民」とかの根拠ない優越意識にしがみつく輩をぶちのめす、これは、一般のイギリス国民にとって絶好の機会、これを僥倖と言わず何というか。


私は例によって、どっち側にもつかない。
赤勝て白勝てどっちもまけろのスタンスで臨みたい。
これからしばらく晩酌がうまくなりそうだ。