図書館で手当たり次第に本を借りてきて寝っ転がって読んでいたら、あれが嫌いこれもいやだを書き連ねただけの芸もなにもないよくある女のエッセイを読みかじり、ただだからまあいいや、と思いながら30秒ほどで図書館用の頭陀袋にほうりこんだのはいいが、おかげで多少は気持ちに波風がでてきたので、そのエネルギーを利用して、おいらも少し書く気になった。
こう暑いと、な。
で、その女流の文体模写、などするほど読んでいないので単に一文を長々書くというやりかたでおちょくってみようと思ったら、これが、外気温37度ぐらいか、室温28度の思考回路にぴったりだとわかり、蓮實も今回おいらに点火したK井M子以下のエピゴーネンも、要するにそういうことか、減らず口を書き連ねるのには、このやりかたが、適しているということなのね、y田k一氏は、時代的には、蓮實の後塵を拝しているとはいえないが、吉田さんんなんかもその口か、とぼーとしているので遠慮なく書く。
法人でもなんでも擬人化して、自分の水深3センチぐらいの感情で短絡してみたい。
まず、いいかんじ、の部。
◆丸の内界隈さん
おととい久しぶりに平日昼間の丸の内を、徘徊、というわけにはいかなかった、大手町ビルってやたら東西に細長いビルね、からMビシ銀行本店までほぼ一直線に日陰を選んで歩いていて、例の、丸の内おフランス化計画、とはおれが勝手に名付けているだけだが、は、うまくいってるようじゃわい、と思った。
ラ・なんとかとかデュ・かんたらみたいな舌をかむショーウィンドーの林立は、おさまるところにおさまってきたか。
あと、煉瓦の美術館。開館間もないころマネのやつに行ったきりだが、マネ展はよかったですよ、そういえば。このブログでもかいたよ確か。
今回中には入らなかったが、中庭のあたりは、これもおさまるところにおさまった感があり、そこらでくつろいでいる人々と調和していたようだった。
おフランスというより銀座の上澄みをすくってこのあたりにうつしたという印象。
◆この二三日の天気さん
苛烈。世界の終末だ。こうなりゃなんでもありだ、とおれの脳みそが言っている。
◆M子さん
きのう葉山に一緒に行った人です。
あの世と話しているようでした。
◆恵比寿某所地下のスタウトさん
あの天井の高さはただごとではない。ここで飲む黒ビールより旨いものがあったら連れてきてくれ。
◆日ごろ仕事でお世話になっているA〜Zさん
ちょっとなあ、という人にはお世話にならないようにしていたら、きもちいい人だらけになってしまった、まわりが。
キーワードは、ふつう、ということです。ふつうに善意。
あと、余計な荷物をしょってないんでさらさらしてる、みんな。
◆大田黒公園さん
単に歩いて5分で近いから。
真夏の日本庭園の閑かさ代表。
人っ子一人いなくて蝉の声だけ。
◆素麺さん
説明略
やなかんじにいくまえにスタミナ切れ。