啓発舎

マジすか? マジすよ

史上最大の作戦

◆行き当たりばったり映画シリーズ
 今日は、NHKBSから「史上最大の作戦」をお届けします。
 原題のThe Longest Dayもいいが、この邦題も悪くない。
 これは、前半後半にわけてノーカットで何回かなんとか洋画劇場でやったので、複数回みている。
 しかも、面白いもんだから、都度、一所懸命みたので、細かいシークエンスも結構覚えている。
 最後のクレジットで俳優がアルファベット順にならんでいるのがわかったのが今回の収穫。
 そうだよな。
 リチャードバートンとヘンリーフォンダとどっちが上か、とかやったら並び順決めるだけで製作にかかった年数を軽くこえるだろう。
 でも、最後に、and John Wayne とあって、ジョンウェインが別格ということがわかった。

 で、今回は、おいらが選ぶ、The Longest Day俳優ベスト3を発表する。

 ロバート ミッチャム
 ピーター ローフォード
 ハインツ ラインケ

 ロバートミッチャムが圧倒的だ。
 最悪の状況を指揮するのだが、いつものロバートミッチャム。
 クール。
 ちょっと爬虫類的な例の感じをくずさない、この役柄でも。
 最後の突破を前に将兵を激励する声も、割合普通。
 そのマッチョな感じ。
 カッコいい。と素直に思う。

 ピーターローフォードとハインツラインケは、役柄で得している。

 白のとっくりセーターとバグパイプの副官、しかも、橋を確保したものの孤立した味方を救う役。
 味方は、いつ来るんだ、敵は集結して今にも襲ってこようというのに。
 と、遠くでバグパイプの音。
 振りかえる。
 そこには、白のとっくりを着て悠然と歩んでくるロバット卿とその部隊。
 カッコいい。

 無茶な命令に抵抗するも、たった二機で出動するドイツ空軍大佐。
 へそまがりのかんじ。
 カッコいい。

 それと、この機の視点での上陸シーンは見ごたえあり。

 グーグル検索すると、理屈つけて文句たれてる奴も結構いるけど、男の子は、カッコいいものはカッコいいと素直にいうべきだ。