啓発舎

マジすか? マジすよ

新橋で半日

◆午後新橋へ。新橋亭でとろろからしそば。
 書原。哲学心理学の棚が大幅に縮小。トランスパーソナルなんて二三冊。ケンウィルバー皆無。一時期、ほとんど棚ひとつ占領していたというのに。
 短歌俳句芸術方面は元気いっぱいだ。
◆一時間ほどいて、買ったのは「日本的感性」中公文庫著者佐々木健一氏と「露地庵先生のアンポンタンたん」森村泰昌氏。
 日本的〜のほうは知らない著者。文章は、なんだか硬いぞ。ぽきぽきするぞ。挙げている和歌にへえと思って買った。森村氏は、当方が無条件に受け入れる数少ない思想家。
 美術家、ということになっているけれど、この人は、他人から借りない自分の言葉で自分の裡からでた思いを正確に語る人。吉本さんがもうろくした今、時代に警鐘を鳴らせるのはこの人をおいていない。
銀座ライオンおよびよし田。そばはのびてなかったが、レジのわざとのようなほとんど作為的な無愛想さは、なんとかならないか。