きのうは恵比寿。
今日は麻布。
きのうは雨のせいか、人がまばら。五連休の賑わいもいいが、こういう閑散としたかんじも悪くない。
「考える人」と「entaxi」とどっちを買おうか迷って、結局「考える人」にする。とっちらかり具合は似ているのだが、まあ、新潮社が直接やっている分プロっぽいからね。
黒ビール飲んでからスタバでぱらぱら拾い読み。
歩く歩道に近いほうの、グラススクエアとかいったか、地下のレストランで呼び込みをやっていた、しかも二軒ならんではりあうように。ランチビールがついているというので、そのうち一軒の中華のほうにはいる。
呼び込みするだけあって、がらがらだった。1050円で五目そば、およびグラスのビール。まあまあ。
いまのこの国の状況を体感する。
活字がウェブか、みたいな特集だった。
本が売れないそうだが、もう、売れないという言い方はよしたほうがいい。内容相応に売れているのではないか。いま月に新書が何冊ででているかしらないが、100冊ぐらい売れれば上出来です、全国で、一冊平均。8割は背表紙でOK,1.5割は目次、のこりはざっと1分斜め読み。これでOK。
今日麻布。昔那須飯店があったとこの向かいのそばや。ここの、普通なかんじは好きだ。もりおよび瓶ビール。サッポロ黒ラベル。
流水書房で、結局entaxiを買ってしまう。広尾の商店街などしばらく散歩。
駅前に戻ると角のF寿司がランチメニューをはり出しているではないか。
資産家N氏がかつて通い詰めた店。
3時間前にそばを食ったばかりだが、思わず暖簾をくぐる。
テーブル関に先客一名。やや逡巡してカウンターに。
しぶい御主人と、カウンター越しに対峙する。
現代の冒険、といえよう。
間が持てない。これがいやで寿司やにいかないんだった、と今更後悔してもおそい。
かなり時間があって、にぎりがでる。
味ふつう。
N氏はグルメをもって自ら任じているが、こないだつれてってもらった新橋のK運亭も、当方にはピンと来ず、まあ、人好き好きということですかね。
酒注文するのをやめ、800円払って早々に店をでる。
800円ですぞ、御同輩。広尾で。カウンターに座って。
いまのこの国のおかれている状況・・・それはもういいか。
スタバでentaxiをぱらぱら。まあ、「東京人」ですね。坪内さんがかつて編集をやっていたという。おれも人のこといえないが、文章のマナーが全然なっていない奴が結構書いていて、同人雑誌状態。
広尾はずいぶん久しぶりだが、こないだよりかんじは悪くない。
ただ、どうだろう、よそからわざわざ来る人々が多いようなかんじ。
ずいぶん気候がよくなった。
来年にかけて、少し落ち着く、ということをしたい。
バッハのリュート曲をD45でさらっている。998のプレリュードとフーガ。
D45の音ののびが絶妙。