啓発舎

マジすか? マジすよ

ドビュッシーシューマンばかり聞いている。

共通するのは、たぶん、どうでもいいということだ。

牧神は冒頭のフルートよりも、フルートがひとくさりへろへろやった後にホルンがポワンとやるあの一瞬がいいのだよ。

これから、とことんどうでもいいことが始まる、という。

ドビュッシーは生涯かけて、どうでもいいことに捧げた。

シューマンといえば病気、というのがステレオタイプだが、おれは全然そう思わない。

昼下がり、がシューマンの本質だ。

午後の無聊にこれほどおさまる音楽をおれは他に思いつかない。

 

 

 

次回は、二週間後だよ。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地方移住とかいってるが。

 

これも誰も書かないからおれが言う。

 

地方移住は、だれでもできる、すぐできる、土地は二束三文、上物はただ。

だが、都心回帰は、そうはいかない。

 

これが地方移住「ブーム」の本質。

 

食い詰めて、都会で仕事にありつこう。

土地はただでも引き取りていない。

借金はのこる。

 

どうでもいい話。

どうでもいい話は、楽でいいです。

◆みずほの週休三日だの四日だので、実質賃下げだ、とかみんな言ってる。

 首にできないから給料カットだと。

 

 これ逆だとおれは思う。

 馘にできないのではなく、首にしたくないのだ経営は。

 9時5時稼業のころ、銀行との付き合いは濃かったが、当時から40も半ばになると、どんどん馘、だろうね実質、出向転籍していたよ。

 馘にしようと思えば、実は、当時からいくらでもできた。

 出向転籍だから、労働法規では断れる、拒否できる。

 だが、拒否した後の処遇と天秤にかけて、みんな従うのだね。

 

 銀行の経営は、従業員を馘にしたくない。

 首輪はつけたままでいたい。

 必要なときだけ鎖をひっぱって、靴磨きだのなんだのさせていたい。

 

数は抱えていたい。でも払いたくない。

社員は、とっくに奴隷根性だから、文句ない。

 

誰も書かないからおれが書いた。

 

経営も、奴隷社員も、両方ゴミだから、これこそ、とことんどうでもいい話。

 

 

 

そんなとこ。

荻窪で打ち合わせ3件。

 内、1件は半年ごし。首尾よし。

 来週木曜目途で、ケリ、の見込み。

 

 学生の授業復帰がのびのびで、単身は、夏場より動きが悪い、と。

 家族や複数世帯は、郊外移動の動き、実際にあり。

 

おれに言わせると、これすべて、ヒトにかかるコスト削減に対しての予防的行動なり。

 

企業の労務担当は、牙むき出しか。

 

ヒトをめぐる銭金環境は、これから、間違いなく悪化する。

その言い訳を今回の騒動が提供している。

リモートだのオンライン授業の恒常化だので、ヒトという冗費は、どんどん削られる、これから。

 

住宅ローン70までじゃ、老後アウトでしょう。

 

知りませんよ、あたしゃ。