啓発舎

マジすか? マジすよ

いつの時代でも、旬、の業界は、ある。

おのずから才能も集まる。

 

お笑い業界は、いま、タレントが集まっていると思う。

若手がおもしろい。

 

一方、いつの時代でも、とほほ、の業界はある。

トホホであるためには、かつては栄華を誇っていた、という要件がいる。

トホホとは零落のいい、なり。

 

いま、一番トホホなのは、ブンガクである。

 

お笑いが、ブンガクが、どこまでいくか、両方おもしろだ。

愉しみは、多いにこしたことがない。

 

 

ブンガクはわかった。

では、オンガクはどうか。

 

こないだの神尾のおばちゃん以来、これは、というのがありません。

N響は、ちんたらしていて、全然ダメです。

 

日経が、高収入の転職市場が活性化、みたいなことを書いていて、日経にしては、ひさびさにおもしろ。

 

人材や不動産などサービス市場で価格や需要の明暗が目立ってきた。高スキル層の転職が増え年収も上昇する一方、未経験者の求人は減少。マンションは高額分譲物件が活況な半面、単身向け賃貸の家賃は下落している。巣ごもり生活や投資マネーの流入など新型コロナウイルス下で生じた変化が強者を勢いづかせている。

転職市場、年収800万以上が2割超

エン・ジャパンの転職サイト「エン転職」では2020年に転職が決定した人のうち、「年収1000万円以上」の比率が前年比5ポイント上昇し11%になった。「年収800万円以上1000万円未満」は同3ポイント高い12%。年収800万円以上が合計2割を超えた。一方、19年まで半数を占めた「年収500万円未満」は20年は35%に低下した。

企業が新しい生活様式に合わせた事業展開を迫られるなか、人材需要も偏りを見せている。IT(情報技術)スキルの中でも企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を担う人材は需要が急増。DX関連は一般的なIT人材よりも平均年収が「2割以上高い」(エン・ジャパン)といい、転職市場の年収相場を引き上げている。

雇用全体の現実は厳しい。厚生労働省によると20年平均の有効求人倍率は1.18倍となり、前年比0.42ポイントと約45年ぶりの下げ幅となった。コロナ関連の解雇や雇い止めは8万人を超える。総務省労働力調査でみると雇用者数は20年平均で5973万人と19年より31万人減り、11年ぶりに前年を下回った。

「厳選採用」。先行きが見えない中での企業の足元の採用姿勢について、人材会社は声をそろえる。コロナ前の強い人手不足から一転、買い手市場になり、企業は即戦力を慎重に見極める方針にカジをきった。「事業計画に合った人材を採用する『戦略人事』が広がっている」とパーソルキャリアの喜多恭子doda編集長は指摘する。

人材サービス大手のマイナビが転職情報サイト「マイナビ転職」の掲載案件をまとめたところ、20年12月は経験者募集案件の比率は38.3%と前年同月比13.2ポイント上昇。平均初年度年収(全国)は前年同月比1.8%(8万1千円)高い449万4千円だった。即戦力となる人材の採用が増えた結果、平均年収が上昇したという。

経験者の平均初年度年収は502万9千円と同0.3%(1万7千円)上昇。一方、未経験者は同1.2%(5万円)下がり416万3千円。経験や知識がある「高スキル」人材が重宝される一方、スキル不足や未経験の人材の門戸は狭まっている。

 

 

おれの体感とあう。

 

急所は、「雇用全体の現実は厳しい」ということ。

パイは減る。

その小さくなったパイの、さらに、分け前が、減る、というのが、年収500万未満マーケットだ。

 

おれなんかのお得意様の階層だ。

これが蕨だの西川口だの本厚木だのに集結するんだろうね。

 

鷹番にちょっとおもしろのブツがある。

条件は、よい、ほぼ土地値。

であるのだが。

自由が丘にうっとり、とか、東横沿線萌え、とかの、従来の地方出身性別女カテゴリーは、すでにないものと思ったほうがよいか。

 

もうしばらく、じゃぶじゃぶマネーの雲が晴れて天下の情勢がはっきりするまで、引き続き様子見です。

 

ブツは、例によって売りが相続がらみでつかみ合いやってる最中なので、物件化には、いすれにしても、まだ時間がかかりそうだし。

 

 

若い衆はまだ先があるが、リモートワーク不適合リストラで放り出された40以上のおやじなんか、背伸びして買ったタワマンのローンかかえて、どうするんだろうね。

 

さらに、ブンガクで食い詰めてもともとひもじい50のおやじなんか。

 

これ、おれのアンテナにひっかかってる物件がひとつある。観察していると、意味なくおれさまなので、遠慮なくおもしろだ。

 

 

 

と、いつものように、最後はとことんどうでもいい噺。