N響。テレビ。パーヴォ。ニールセン。
オーケストラの奏者の本分とはなにか。
サラリーマンだ。
パーヴォのエラいところは、個々の奏者に己の本来の姿をこれでもか、と自覚させる、その一点にある。
N響は、サラリーマン集団なり。
というわけで口直し。
Beethoven - Symphony No 7 - Concertgebouw Orchestra of Amsterdam, Kleiber (1983)
終演直後、そこここでハンカチ、が、この演奏のすべてを語る。
コンセルトベボウは一人親方集団だ、少なくともこの晩はサラリーマンではなかった。