神保町でセンセイと打ち合わせ。
予定どおり叱られて、叱られてあのこはまちまでおつかいに、主宰は本屋で立ち読みさ。
東京堂は、栗原康を平積みにする。
新書で、その名も「アナキズム」というので手に取る。
例の文体。食傷、とまで言う気はないが、わかったわかった、と、30秒だ。
やんちゃに書き散らかしているようでいて、それなりの理屈も体感もある、というのがわかってしまうと、手つきではひっぱれなくなる、少なくとも主宰は。
じゃあ、次は、どういう技を繰り出すか。
このへんが、難しいところだ。
アナキズムはべつによいのだが、同じ手法だとやること自体がマンネリになり、「アナキズム」が「マニエリズム」じゃまずいだろう、と、手法はどんどん過激にならざるを得ない。
しかも、インテリが身をやつしている、みたいなのが、露呈してくると。
この先どう展開するか、少し注目。
次は実践か。自ら一遍みたいに踊り狂ったり、パンクやったり、秋篠宮さまばりにヒトラーひげはやしたり。
秋篠宮さまは、内田裕也の衣鉢を継いだ、正統派ロケンローラーです、ちなみに。
最近、主宰の「こいつこの先どうなるかおもしろリスト」に新顔がない。
秋篠宮さま、カルロスゴーンの女房、とならんで、栗原も追加しとくか。
今日は、とことんどうでもいい話ができた。