啓発舎

マジすか? マジすよ

このところ憎まれ口ばっかりなので、なんか面白ネタはないか、と見ていたら、こんなのみっけたよ。

プレジデントオンラインより。
「2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)」におけるカフェ部門の顧客満足度は、ドトールが2年連続1位となっている。ちなみに2位は同スコアでタリーズベローチェスターバックスは4位だった。と。
以下抜粋

東京都内の駅前商店街にあるドトールの店でお客を観察してみると、近所の高齢者、スーツ姿のサラリーマン、女性数人連れなど多彩な客層だ。
 一方のスタバは、ドトールに比較して高感度な服装の客も目立つ。店が持つ洗練された雰囲気やメニュー構成によるものだが、逆にそれが苦手な人は一定層いる。退職世代である高齢客の多くはそうだし、現役世代でもそうだ。「スタバになじめないオレはドトールコメダ派」とネットに書き込む人もいる。何年か前の取材では「ドトールの店は(スタバなどに比べて)おしゃれじゃない」という声があったが、最近は「ドトールで十分でしょう」という空気にもなってきた。

「スタバになじめないオレはドトールコメダ派」とネットに書き込んだ人、というのはおいらのことか、とドキッとしたぞ。
疑惑を晴らすために言うが、当方はドトールはそんなに好きじゃない。
コメダはいいが。


ここでチェーン店系の啓発舎ベストカフェランキングを発表する。

1位 veloce
2位 コメダ珈琲
3位 マック
4位 ファミマ 紀尾井町店に限定 

圏外 スタバ

そんなとこ。


理由は、客。
それに尽きます。
どんな客がいるか、だけ。
店の営業スタイルにより自ずから客層が定まってくる、ということもあるから、副次的にチェーン店の個性があらわになる、ということもあるかもしれないが、たとえばスタバの客がダメなのは、スタバの営業姿勢のせいばかりとも言えない気がする。
スタバの客のダメぶりは再三このブログで慨嘆しているところであるが、せっかくだから、1位のveloceを引き合いに出して説明を試みる。途中でめんどくさくなったらやめる。


veloceは、ゆるいです。
それと、これは営業方針だと思うが、だいたい広い。文字通り。空間が。
ゆるくて広いということは、客に、存分にぼーとしろよ、と言ってくれているということだ。
だからおやじがたむろする。
おやじが集まると景色はトホホになるから、ゆるいオーラはいや増すばかりだ。
これを悪循環というか、弁証法的発展と呼称するかはひとそれぞれだ。
おれなんかは天上へのらせん構造だと感じるわけよ。


それに比べると、スタバはまあなんでしょう、不機嫌なんですよ、空気が。あなたも知るように。
どうしてああなっちゃったんでしょうね。
スタバの接客はいい、総じて。店の意匠も悪くない。
そこに蝟集する客がなぜ、トゲトゲイガイガするか、みんなして。
ムラサキウニハリネズミと剣山と機雷が集合するのか。
文字通り一触即発の緊張感が漂うのか。


というところで、きちんと億劫になりました。
いまさらスタバの客について言及するのは気が引ける。
これを展開すると、マスとしての、群としての「男じゃない生き物」一般、にふれざるを得ず、「任意に抽出した不特定多数の女という景色」という物件は「そっち」の極北であるからして、関係ないしどうでもいいわけでありますよ。


いかん、面白ネタのはずが、老いの繰り言になってしまった。


今日は神保町で銭金方面の打ち合わせ。ほのぼのでしたよ。