28日は朝8時から仕事。いいかげん煮詰まって、なんとしても明日は、とことん抜きたい、と。
で、29日、琵琶湖に行った話。
彦根だ。特に思い入れはない。ネットでみていて、近江鉄道の一日券につられただけ。
朝9時半の船で竹生島へ。
春朧。
10分ものっていると、南のほうは、湖面の彼方と空の境が消え、そこらじゅう春霞。
脳みそが溶け出すような心持ち。ずっと、二階のデッキで風にあたっていました。
鵜、だと思うが、二羽なかよく水面ぎりぎりの低空飛行で沖へ飛んでいきます。
竹生島は、山ですね。
石段を登るとながめは格別。そこらじゅう、春霞。空を仰ぐと、鳥の乱舞。
帰りの船まで時間があるので、売店で缶ビール。おばさんが、蜆の佃煮とか、ちりめん山椒、と思ったらそうでなく、ゴヤとかなんとかいったな、琵琶湖でとれる一番小さな小魚の佃煮を気前よくだしてくれる。
帰りの船は春がすみで・・・それはもういいか。
初期の目的、この時点で達成。
往く春を 近江の人と 惜しみけり
の気分。
ついでに彦根城。
ひろいもの。
のどか。
石垣が、少し乱雑だ。
庭園は、江戸期の大名庭園ということだが、品のあるいいお庭でした。
なんとか台で薄茶をいただく。
続いて、夢京橋キャッスルロード、と書いていて、もうすこしましなネーミングはなかったのか、と思う、どうでもいいが。
人が並んでいたのにつられ、親子丼。ビール。
駅に戻り、近江鉄道に乗り、近江八幡まで。
湖東はJRだと工場だらけであまり沿線の景色は感心しないのだが、近江鉄道は、田圃の中をのんびりゆきます。
うつらうつら、ゴールデンスランバー状態。
たまりません。
やみつきになりそう。
来週は、湖西にいってみるか。