2月8日木曜日は、稽古2日目でした。
濃茶を初めていただきました。
予備知識全くなし。
予め懐紙を四つ折りにし、飲んだ後、それできちっと拭く。
袱紗も拝見する。
ということがわかりました。 濃茶は、苦い。粉っぽくて「だまだま」がありました。
2杯飲みました。
私と、もう一人のお弟子さんとで飲みまわすのですが、私が最後なので、飲み干さないといけません。ずいぶん量がありました。
帰ってから、妙に頭が冴えて、いったん床についたものの、夜中に目がさめて、そのまま明け方までうつらうつら。
余程カフェインがきついんでしょう。
この日は、高麗棚。景徳鎮の水差し。
女のお弟子さんが、棚のあたりだけで軽く一本は超える、と興奮していました。後で聞いたら、0は7つつくそうです。
軸は、酒井抱一の兄が、松平不昧公にあてた年賀状。
花は、水仙と侘び介。唐津焼の花瓶。
お茶碗は、筒茶碗。これが素敵だった。黒い釉薬に、微かに赤の文様がぞっとする美しさ。
この日のいちばんです。凄い、と思いました。
他に、京焼き。唐津。
お菓子は、干菓子が面白かった。チーズを短冊に切って炙ったような黄色いお菓子に、大納言納豆が一粒はいっています。
お道具もそろえていただきました。
つづれ織りの袱紗袋
絹の袱紗。
扇子。模様は、歴代家元の花押。表千家好み、だそうです。
なんだか、小学校の頃、絵の具のセットをもらって、初めて図画の授業に出るような、少しうきうきする気持ちです。
40年ぶりに味わう気分か。
どっぷりはまりそう。
転機となるか。