啓発舎

マジすか? マジすよ

キッチン南海閉店の報に接する。

 この店には当ブログに何回か登場していただいている。

 たぶん、箸を所望するかどうか、とか、そんななかみではなかったか。

 おやじの談話を新潮がだしていた。

 おれは、邪魔だったよこのおやじ。

 奥のほうで、スプーンに紙ナプキンまいたりしているのだが、店全体を睥睨しているのですね。

 店員に喝をいれるのはよいのだが、客まで見張ってたよ。

 そういえば、並木藪の先代、先々代か、のじいさんも、帳場でお運びのおばさん相手に、客の看守、じゃない、燗酒の本数を、もう三本目だよ、とか、露骨に小言言ってました。

 

 神保町は、あと、さぶちゃん、なんか、どうしてますか。

 

 半ちゃん半ラーメンが名物だが、それ以上に、大将、

と、もうひとりいるオヤジがおもしろだったのですね。

 これが、風体は、普通に地味なおやじだが、ことばが、完全におねえで。

 店名も「さぶちゃん」、ということで、好事家を楽しませておりました。