◆キッチン南海閉店の報に接する。
この店には当ブログに何回か登場していただいている。
たぶん、箸を所望するかどうか、とか、そんななかみではなかったか。
おやじの談話を新潮がだしていた。
おれは、邪魔だったよこのおやじ。
奥のほうで、スプーンに紙ナプキンまいたりしているのだが、店全体を睥睨しているのですね。
店員に喝をいれるのはよいのだが、客まで見張ってたよ。
そういえば、並木藪の先代、先々代か、のじいさんも、帳場でお運びのおばさん相手に、客の看守、じゃない、燗酒の本数を、もう三本目だよ、とか、露骨に小言言ってました。
神保町は、あと、さぶちゃん、なんか、どうしてますか。
半ちゃん半ラーメンが名物だが、それ以上に、大将、
と、もうひとりいるオヤジがおもしろだったのですね。
これが、風体は、普通に地味なおやじだが、ことばが、完全におねえで。
店名も「さぶちゃん」、ということで、好事家を楽しませておりました。