◆ミニミニ大作戦
リメイクのほう。
検証するためにみる、というのは、感心しない。
それを敢えてしたのは、それほど、オリジナルに惚れているからだ。
当然、なんだがっかり、という結果を予め想定している。
こういうみかたは、どうも感心しない。
それを敢えてしたのは、それほど、オリジナルにぞっこんだからだ。
はい、というわけで、見ましたよ。
して、その結果は。
当方の予想は、はずれた。完膚なきまでに、打ち砕かれた。
いまいち、凡庸だろう、という当方の見込みを、見事に覆し。
とことん、なにからなにまで、徹頭徹尾、クズだった。
いまいち、どころの騒ぎじゃないよ。
熱いので、のうみそのこれ以上の温度上昇を防ぐため、各論は避ける。
で、仕方なく、途中から、他のチャンネルをサーフィンしていたら、Eてれでは藤田嗣治のそっくりさんが減らず口を叩くし、大河は、例の大河流どなりあい演出で断末魔、でNHKが全然ダメなので、自らに定めた御法度を破り地上波民放に範囲を広げたら、テレ東のオウム特番に行き会い、くぎ付けになった。
これはすごかった。
まくらが長くてすみません。
◆松本死刑囚は、詐病だった。
◆死刑は点数制できめた。
◆上祐は、サリン製造拠点を増やす提言をしていた。
→サリン製造を承知していたのみならず、その拡大を企図していた。
この項目ひとつだけで、文春なら一か月はひっぱれるね。
都合三カ月週刊誌を引っ張れるネタを惜しげもなく開示した。
当時現役で指揮をとっていた検察官も証言する。要は、お上のお墨付き。
ここに至って、遺骨を海に捨てる国民の合意形成が、この番組の真の目的、と気づくのだが。国家の意思が、背後に見え隠れするのであるが。
それにしても。
念のため言っとくが、遺灰をそこらに捨てるのは、賛成。海よりゴミ捨て場が適切。
こいつは、そこらにいくらでもいる成り上がりものの俗物だ。はずみで飛び道具を手に入れたら、だいたいこういう結末です。
で、あるが。
詐病、という四女の発言と、松本が最期に四女を指名した、という当局発表は、つながる。
松本にものごとを判断する能力はあったと。
ただし、四女発言も、松本最後の言葉も、当事者の証言のみで、客観的な傍証がない。密室である。
こんなまわりくどい細工しないで、さっさとそこらに撒いてしまって、だって捨てちゃったんだもん、もう四の五のいわないでください、のほうが、すっきりするような気がしますが、ね。