啓発舎

マジすか? マジすよ

ゲバゲバ90分のギャグで、あっと驚くタメゴローは、みんな知ってる。では、ここで質問です。
これで味をしめた井原プロジューサーだか日テレだかは、第二弾としてハナ肇にどういうフレーズを仕込んだでしょうか。

答え
あんたかてアホやろうちかてアホやほなさいなら。

これは全然受けなかった。
おれは小学生だったが、最初みたとき、こりゃだめだ、と思いましたね。


長いよ。
日常会話でつかえない。
「あっと驚く」が一世を風靡したのは、使える、ということが与って力あった、と今しみじみ思う。長生きするものだ。
おれのまわりでは、みんななにかというと、「あっと驚く〜」を援用していた。「タメゴロ〜〜〜〜」と引っ張り、最後に「何?」とつぶやくところまで再現する剛の者もいた。おれだ。


ゲバゲバは、ほんとに面白かった。
特に初期。ギャグが乾ききってる。即物的


「あんたかてアホやろ」は、思考が介在する、テツガクするところが弱点だ。
こういうのがでてくると勢いに陰りがでてくる。
ギャグは、マンガでも映像でも、短命が宿命か。


実は、これ全部前ふりなので、書こうとおもったことを言う体力がほとんどなくなってしまった。時間も。

「あんたかてアホやろうちかてアホやほなさいなら」という内容のやりとりをさっき電話で銀行としたら、担当者がすげえ受けてくれた、ということを言いたかった。
もちろん、一言一句そのとおりには言ってませんよ。