啓発舎

マジすか? マジすよ

月曜恒例ビジネス誌ななめ読み。
今週は、結構いいネタあります。

日経ビジネス
新ヒットの方程式
「面倒くさい」を狙い撃て
驚きの消費潮流
極端な消費者が急増!
シェア
・スキルは習得より借りる
・ペットも時間単位でシェア
時短
・葬儀3分、結婚式10分
・「15分ドラマ」が急増?
など。 


笑えた。
当方もいくつか「驚き」があった。
ペットもシェアだって。
散歩のときだけ座敷犬を借りる奴がいるんだ。

めんどくさい、は、おれの日常感覚でもあるので、他人事でなく読めた、というところもあるかもしれない。
「なんでもいい、めんどくさいを探せ」というのは、良いマーケティングだと思う。引っかかってやってもよい。

◆ハーバード ビジネス レヴュー
本体 1,907円+税
特集:職場の孤独 企業に広がる“病”にどう対処するか

 中身見ると、日本では、むかーしから言われている職場のコミュニケーションの問題で、全然目新しくない。
 アメリカでもそうだ、というのがこの記事の面白ポイント。
 アメリカの中間管理職のおやじが、職場の孤独でめそめそなやんでいる、と。

 グローバル化、というんでしょうか。いま、サラリーマンという奴隷階層は、国境を超えているのだね、意識も、抱える悩みも。
 禅宗の坊主が、孤独はどうのこうのとつけたしで「坊主の説教」をしているが、その内容の薄さ、ステレオタイプも嗤える。

あやうく買うところだったが、1907円じゃあ、な。
190円なら買った。
◆ダイヤモンドの医者の特集
 これも例によって、難易度とか学閥とか「チャート式」でみせる。あとランキングな、お家芸の。
 マンネリ企画、手垢にまみれた切り口で、なぜか「医学界」が臨場感をもって浮かび上がる。
 ダイヤモンドの身もふたもない芸風は、たまに、作る側が意図しているかは不明だが、たまに、小理屈こねるより、ある種の本質をむき出しにしてしまうところがある。

弁護士とかのサムライ業がじり貧だから医学部に駆け込む、というのは、そーーーれこそ身もふたもなくて、大好きです、その発想。


そんなところ。