書類を用意したから取りに来い、というので出かけたら、そんなものなく要領も得ず、半端に、ほしくもないビールなんか飲まされて放り出されて、あたりを見回せば春爛漫でした。
絵にかいたようなトホホでございましょう。
そういえば、このところ、私の通奏低音ともいってよい、このトホホ感覚が、体内を循環せず、本来の面目は、どこにいったか、という状況が続いていたな。
不用意に、ほんとに思ってることを、断片的にではあるが、書き散らしたりして、あまり好ましい状態ではなかった、と言える。
追い込めば、誰だって、なんか出てきますよ。
それを人間性の真実とか、自分と向き合うとか、岩波とか国連とかフェミニズムとかに蝟集するバカは言う。
そういうのは、実は、よくない。ということを60年生きて気づかないことこそバカの勲章なので、かってに自分の陣地でブリキぶらさげて遊んでいればいいのだが、棲息域のまるで違うおれのような君子にまでちょっかいだすから、お節介の習性があるから、時にややこしいことが起きそうになる。
今回は、それはなかったので、まあよしとしよう。
へらへら、へろへろ、こそが、全き日常なり。
連休は、数字の仕事があるぐらいで、これは、へろへろと両立するので、全力を挙げて渾身の力をこめて脱力する所存だ。