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◆羽生氏は、みながいうように、若いのにしっかりしている。
しゃべるほど嫌われる、というのは、人、という生き物をきちんと見据えていないとなかなか言えないことばだ。
◆小平氏は、スピードもさることながら、腕を左右にふるときの指先の軌跡が他の選手に際立って美しい。　

今回の運動会は、選手が、総じて、地に足がついていたしっかり者であるだけに、まわりで囃す連中の莫迦さが、これも際立つ。
毎度のことだが。
唯一、NHKBSだけが、時間が余っても、成績の静止画像を流すだけで、コメント屋やらの減らず口を流さず、見識を示している。

美しい選手と、醜いという言葉を定義するようなバカスケの、美醜のものさしの両極を決定するのは、恥を知る心、羞恥心だ。
それだけ。

選手をみていると、この国の若い衆も、捨てたもんではない。

そこへいくと、この国の老いぼれ衆は。

おれのことか。