啓発舎

マジすか? マジすよ

で、粋ジイの続きだ。
これから不定期で、粋なじいさんを顕彰することにする。


第一号は、当方にこの企画を思いつかせてくれたカルロ マリア ジュリーニさんで決まり。

要件は、とりあえず今思いつくのは、「どうでもいい力」が際立っていることです。
おいらの「いきの構造」は、まず、どうでもいい、こと。


ジュリーニの指揮姿をyoutubeで見ると、「どうでもいい」オーラがみなぎっている。
もちろん、今やっている音楽なんておれどうでもいいよ、では弾いてる楽団員が困るので、それ以外ということです。


この人、音楽やっていないときどんな感じだろう。
おそらく、あらゆることがとことんどうでもいいんじゃないかしら。



存在が花するのだ、それを見極めるのだ、に徹した晩年の井筒「言語阿頼耶識」俊彦さんが、パドックでバット振ってます。
似たタイプで玉城康四郎先生もいる。
業熟体にダンマが顕現する、と、ご自身以外絶対わからない「悟り」の極意を説き続けた晩年の気迫は凄かった。