啓発舎

マジすか? マジすよ

そこらを自転車散歩。
昼過ぎ図書館に寄ったら、閑散としていた。
平日この時間帯はいつもは昼寝の勤め人で賑わっているのだが。
昼寝で賑わう、という表現はどうか。いいか。
世間は夏休みなんだ。
肉屋の弁当の行列もいつもほどではない。
雨上がりで暑さも少しやわらいだ。


ご近所がいちばんです。


図書館の中は、そういうわけで、閑、であることこの上ないが、雑誌を手に取ると相変わらずけたたましく、こちらにゆとりがあると、そういうことも対照の妙味として味わえてしまう、ことは別にない。どぎついものはどぎつい。数字稼がないといけないから仕方ないのだろうけど。
なんか、「顔面フル装備」の奴が人気のようだ。
8月でお払い箱になるようだから、今がこいつを取り上げるラストチャンスということか。

こんなばっちい物件につきあう義理はない。
女の政治家がみんなフル装備といえばそんなことはない。蓮舫なんか、少なくとも「顔面」に限っていえば「フル装備」ではないと思う、女がどう化けるかの技術にはうというおいらだが。


じゃあ他に誰がフル装備かと、とっさに、朝長改め舛添改め片山なんとかさんが浮かんでしまって、頭に浮かんだことを即座に後悔して洗い流そうとしても後の祭りだ。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、「フル装備」はよくない。

しかし、なんだ、こ汚いものは無論嫌いだが、こういうなんというか、超弩級の物件になると、好悪の感情を凌駕する、荘厳の気が漂うということはありませんか。
善悪の彼岸に位置するとでもいいましょうか。
過ぎたるは及ばざるがごとし、なので、ちょっと過ぎましたか、と思ったら、かえってとことん盛りまくったほうがいい、ということか。


まかせた、そっちはそっちでうまくやってくれ。



というわけで、番町の午後は清らかに過ぎる。