啓発舎

マジすか? マジすよ

世間のルールは、平時と銭金がからみ時で、全然違う、という当たり前のことについて。


いま、こっちがいま銭金の真っただ中なので手短にしたいが。


◆平時であれば、利害がもろに全面にでていないフェーズであれば、人道だの平等だの博愛だのその他字面のよい熟語を並び立ててよい、どのみちそうですか、というだけのことだから。
◆しかし、銭金がからむとそうはいかない。人種性別その他およそ人を区別するあらゆる基準を超えて、人間は利害だけで動く。その意味で人類は平等だ。サバイバル、生き延びる、という動物の本能において。
 ふだん、きれいごと言っているやつが一番豹変する。
 おれは銭金の世界で30年生きてきた。
 銭金がからむと、かくもあっさりかわるのものか、と、「人間性」の真実にいちいち感動していたのは、そうだなあ、最初の3年ぐらいか、あとは、それが日常ですから、普通です。


 で、おとといぐらいから銭金がらみの渦中にある。
同じ銭金でも、前述30年の銭金経験はすべて傍観者だったが、このところは全部当事者なので、そこが宮仕え時代とちがうところだ。
原因をつくったのは、なんと、おれのパートナーだ。
パートナーは会社なので、直接引き金をひいたのはその社員ダメ子さん。ダメ子さんは、もともとダメなので、これはもうしかたない。
そもそもおれと事案の当事者だけでいまやっているので、ダメ子本人はもちろんパートナー会社も本件そのものについてまだ知らない。
 どうやら本件の本質は最後に当方がいくら損するで、最悪いくらぐらいかという落としどころがみえてきたので、ある意味安心モードになった、今日になって。これは関係者A氏が割合迅速に本質把握をしてくれたから。
 で、おれも、最後はおれがもつよ、そのかわりあんたらも浪花節な、の仕切りができて、きのうまでなすり合っていた関係者は、収束の方向。という現状。
別におれがエラいわけでも太っ腹でもなんでもない、バトルに当事者としてもろに参戦してもいいのだが、パートナーをまきこんで泥仕合になるだけという「銭金時」の泥仕合回避ルールに従っただけ。

銭金時」の掟は、どこでもそんなところだ。


ところで、シリアにしろ北朝鮮にしろ、ロシア対アメリカ対爆買い対ロシアにしても、常に「銭金」モードです。



銭金モードに平時の建前モードで能書き垂れる奴は、全員クズです。
以上。