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東御苑。
真夏か。
芝生の大きなお庭にまるで人影なし。
みんな、木陰を選んで物憂そうに歩いている。

二の丸の鯉が、久しぶりに見るせいか、まるまる太って、旨そうだった。

緑陰でも、しばらくいるとトランスしそうだ。
意識のゼロポイントへ、というより、体力消耗→思考停止→行き倒れ、という展開がぼんやり浮かぶ。

毎日新聞で一休みして食ったぶっかけうどん、いとうまし。

面白かった。