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NHKBSでやったソムリエ大会の番組が面白かった。
飲みながら産地を特定していって、川の左岸か右岸かまでかぎ分ける。たいしたもんだ。
そういえばロアルドダールの短編で同じような話があった。

ソムリエに限らず味覚嗅覚の専門職はすごいと素直に思う。
香水の調香とか、たばこの品質管理とか。

たばこでは、こんな話を読んだ。
出典は忘れたが、猪瀬のルポかなんかではなかったか。
猪瀬は、聞き書きをやってた駆け出しのころは、面白かったですよ、いいセンスしてました。

で、たばこの話。
たばこの品質を審査する部署がJTにあって、そこの担当者は業務として終日煙草を吸っている。
記者がたずねる。休憩時間はなにやってるんですか。
そうですね、やっぱり一服してます。

というおはなし。

唯五感主義、というイズムをいま決めた、を標榜する当方であるが、聴覚視覚に偏りのこりのみっつへの取り組みがいささか弱いようだ。
グルメいきますか。
ハハ。