アルゼンチンの23名にまずお詫びしなければいけないのは、きのうの当方の発言だ。
今日のアルゼンチンは、120分間、白刃の上を歩くような緊張感がまったく途切れなかった。
しましまのユニフォームを着ていなかったら、予選のアルゼンチンと同じチームとは誰にもわからない。
マスチェラーノ、デミチェリス、ロホ、口から包帯の切れ端をみせて鬼神のようなサバレタ、などなどの、魂のディフェンス。
そしてロメロ。
いま7時58分だから、試合が始まってからかれこれ3時間だ。
PKは、私には当初からはっきり勝つ予感があった。
今回のアルゼンチンには、運ものっかっている。
おれも、ディマリアあたりと肩を組んでいるつもりで見守った。
興奮、というより、張り詰めていたので、すこし疲れた。スタジアムのアルゼンチンサポーターもお疲れ様でした。
朝から申し訳ないが、これから、とりあえずビールで祝杯、弛めます。
<補足>
再放送NHKBS
ライヴはTBSだったのでNHK山本さんの解説に注目だ。
で、山本さん、今回はアルゼンチンの守備を褒める褒める。
アルゼンチンは守備がいいから勝ち上がってきた、と。
アナウンサーの曽根氏が、たんびに、グループリーグでは不評でしたよね、と突っ込んでいたのがおいらの面白根性のつぼにふれた。
君子豹変す。
<番外>
後半アディショナルタイムにロッベンのシュートを体を張って阻止したマスケラーノの、衝撃の告白。
「あれは痛かったよ。ロッベンのシュートを阻もうと右足を伸ばしたときの体勢が悪かったのか、肛門が開いたんだ。長くサッカーをやっているけど、タックルで肛門が開くなんて初めてだよ」
ロッベンのシュートを阻んだ直後、マスチェラーノは臀部に右手を当てて苦悶の表情を浮かべる。一見、ハムストリングスを痛めたときのようなリアクションであるように見受けられたが、開いた肛門の痛みに苦悶していたのであった。
アルゼンチンを救ったビッグプレーに“素直”な感想を述べたマスチェラーノ。この飾らない人柄に親近感を抱く人も多いだろう。
親近感いだくぜ。