啓発舎

マジすか? マジすよ

ニッポン無責任時代をみる。

以下、思いつくまま。
・植木のキャラは、社長漫遊記の三木のり平とほとんどかぶる。
・植木、まるでまじめ。全然無責任じゃない。ロジカルで隙のない営業。権謀術数。
総武線はこのころから黄色だった。
・ビアホールのセットとかオフィスのレトロなかんじかっこいい。
・ギターかかえて例の無責任の歌を歌うところはだけは、なんどもみているが、ラストのああいうシーンだったのか。悪いが、ストーリーとはまったくつながってない。
・1962年といえば、おやじに連れられて晴海のモーターショーに初めて行ったころか。やたらに出てくるアメ車が、時代ですね。あこがれだったのよ。
・クレイジーのおしゃれなかんじは、あまりうまく活かされていないようだ。
・映画とのつながりはいいとはいえないが、青島幸夫の歌詞のアナーキーさは、いまもって新鮮。

結論。映画は凡庸。
脚本がいかにあばれても植木の生真面目さはそれをしのぐ。それを鑑賞する映画か。

面白かった。