◆で、さっき箱根から戻ってきました。
姥子温泉というマイナーなところに行っていたのだけれど、今回は、しみじみしましたよ。
石組みの塀が目につく。立派な石がそこここにごろごろししているんだろう。石が苔むしているのは、いいもんだ。
それと、植生の力。笹だの蔦だの、それから、小さな白い花をたくさんつけるやつとか、下草が、もう、ぎっしり。
植林、とおぼしい常緑樹と、もとから生い茂っていたに違いない広葉樹の違いは明白だ。
秩序がありそうでなんだかしっくりこないのが植林。むやみにてんでに好き勝手にはえているようで、こうでしかない、という空間を現出しているのが、先住民の木々。
富士山も丸見え、というかんじだったし、まあまあではなかったか。