◆冷やし中華がみつかった。食った。
発祥の店と伝えられる「龍園」にて。県庁のそば。
店の人に、発祥の店なんですか、と単刀直入にたずねると、ええ、まあ、ということであった。店頭にも店内にも、それらしき気配全くなし。地味。奥床しいではないですか。一年中やってるそうです。定番です。
味は、その、冷やし中華であったよ。１３００円也。
◆実は、訳あって、朝から晩まで市井の方々と接しているのだが、この国の人々がかつて普通にそなえていたに違いない、おだやかで控えめな柔らかい器質を、特に年配の方々からたいへん強く感じます。
◆要は、一緒にいると静謐を感じる、ということです。死、ということと、普通に行き来している、ということに由来するのか、と思ってみたりもする。
◆諦念ということか。
以上は、おそらく、今回の一連の出来事とは直接には関係しない、なんだか不思議な感覚。この地域の静かな空気。
それやこれやいろいろな思いが去来する。
