◆巣鴨で950メートル。足つらなかったら、もっと距離はのばせた。
◆雨上がりの春の大気は、これに接するだけで生きるはりあいがある。ひんやりした、清冽な空気。
柳の緑。
樹々が、気持ちよさそうだ。一緒に生きてるという、交感する、滋養をもらう、少しそういう風通しが、自分に、あった。
◆そういうことだけですよ、生きるということは。
◆話はかわるが、共同通信をみていたら、地震予知は不可能、と学者が啖呵を切って、それがヒット数一番なんですと。
◆言い切るところがヒットにつながるんだろう。みんなが思っていることを専門家が言い切る、ということが。
◆地震の予知についてさかしらにあれこれ言う奴は無駄飯食いだ。
今回、そう思いませんか。
一番びっくりしたのは、ジョウガンっていったっけ、平安時代の地震の古文書を分析して、巨大地震が起こる可能性がある、と警鐘を鳴らそうと思っていた、間に合わなかった、とかいう学者の意見。
それ、昔起きたからまた起こると思います、という、小学2年生のぼうやが学級会で発表する意見と、どう違うか。
科学の光はどこにあるか。
あと、本震の翌日に新潟方面で起きた地震は、理論にそぐわず本震とは関係ない、と、言い切った学者。ほんとかよ。その「理論」というやつは大丈夫か。単なる、検証できていない「仮説」に過ぎない、ということはありませんか。
専門家の愚かさをあげつらうのは、原発などでも報道、ネットで今回結構流行っているので、もう今更拙者ごときが重ねて言うこともないところではあるが。それにしても。
◆当方など、単純だから、余震が、しばらく宮城沖で地球をゆさぶっていたが、福島、しかもよりによって原発周辺に移動、更に内陸に上陸し、千葉北西部へ無理のない、なだらかな曲線を描きながら南下している、という事実から次のような予測を行ってしまう。
◆台風の進路ではないが、扇形に震源の動向を予測すると、埼玉南部から神奈川北部の地域のどこかで一か月以内に発生する確率がきわめて高い、と。
地域も、「一か月」も、もちろん適当だが、どうだろうか。
一カ月後といえば、5月19日。
5月19日までに、千葉北西部以南で震源のマグニテュード4以上の地震が起きなかったら、どうしよう、晩、お詫びの意味でビールを一本余計に飲むことにしよう。
◎おまけ。今飛び込んできたニュース。以下、まんま、引用。
「ぼくイケメン」のギャグで人気のお笑い芸人、狩野英孝さん(29)が、山口県に向かう途中の新幹線内で、現金30万円の入ったかばんを盗まれた。
被害届を受けた山口県警によると、16日夕に静岡駅から乗車。すぐに寝込んでしまい、岡山で起きた時には隣の席に置いたかばんがなくなっていた。
大震災の被災地、宮城県栗原市の出身。自身のブログで犯人に呼びかけた。「盗んだ現金全部あげますが、ちょっとでいいんで募金(に協力)してください」
美談ですね、思わず泣けました。それにしても、この、どさくさに紛れて感、ほんとかよ、と日本中から突っ込みがはいる感、は、ちょっといい。狩野氏の崖っぷち的立ち位置と相俟って、ほどがよい。
ほんとかもしれないが。
盗難被害といえば、クワマ、内田裕也、他、錚々たるメンツだ。これに名を連ねるには、ちょっと軽量だが、胡散臭さでは負けていない。と思う。
もう一回やったら沈没だな。
ほんとかもしれないが。