麹町のマンションに旧知の方の知り合いが住んでいることが最近わかり、きのう仕事の帰りに尋ね、しばし共通の知人についてあれこれ四方山話をした。
懐かしいひとたちだが、おそらくこのまま会わないで過ごすだろう、特段の事情がないかぎり。
ただ、こうも思う。
これからどうやって生きていくか自分でも見当がつかないが、ひとつだけ、既にある「懐かしいひと」のネットワークというのは、糧としてとても大事になるのではないかしら、という漠然とした思いがある。
これをどう掘り起こして、塵を払って、栄養にするか。
道心、閑居、数寄、のうちの「道心」をともにするひとたち。