2010-11-09 神社の空 ◆巣鴨1200メートル。 昼、近所の神社の裏にある日本庭園をながめて過ごしている。そこにいくまでに、ケヤキその他大木に囲まれた砂利道を歩く。昼なのにほの暗い。はるか高みに左右から枝がアーチのように腕をのばし光をさえぎっている。 月並みだが教会のようだ。 そこで、不思議な空間が現出する。 両側の大木にはぐくまれたやわらかな空間。 空。 空、という美しさ。 もうなにもいらない、という気持ちになる。