６時に起き１１じまで仕事。
今日もいい天気だ。まさに薫風。
というわけでラボエムに。
テラス席を案内してもらえた。
近くで日経買って戻ると、店の黒服が原色のおばさんとなにやらもめている、というより、一方的にやられている。ダブルブックのようだ。
と、黒服、よくみるとぼうやだ、が困惑の体でビール、日経の当方ににじり寄り、席を移ってくれないか、と。みると、奥にパラソルなしの席がひとつ空いている。まあいいか、とも思ったが、女が気に食わないのでやんわり断った。
と、女やおら当方に近寄り直談判、というかマシンガン攻撃。早口なのであまり聞き取れなかったのは幸いだったが、わたしはこの席が気に入っていていつもここで、それなのに譲らないお前はばかだのちょんだの、という内容であるらしい。
当方、仕事で消耗していたのも僥倖であったといえよう、取り合う体力がなく、黒服に、なんだかよくわからないけど店とこの人の問題だと思うから悪いけどよそで二人でやってくれませんか、と。
黒服了解し、駄々をこねるおばさんに平蜘蛛状態になりながら、なんとか奥に退場。
すかさず、上役とおぼしきおじさんが入れ違いに当方に歩み寄り、とんだご迷惑だのなんだのかんだの。
という出来事があって、堪能したわけだが。
少し思うところがあった。
日常、いろいろな方々と主として仕事で接触する。老若男女、たいていの類型の方々となにかしらやりとりしている、と思っていた。
が。
今回のような人と直接面と向き合うという経験は、当方、生まれて初めてではないか。
性別：女
年齢 ３０〜５０のあいだ。
服装 黒をベースに万国旗状態のワンピース。ジミーページの一番趣味悪いステージ衣装のようなかんじ。思いついたから言うが、ジミーペイジはアドリブと服のセンスはどうしようもない。曲づくりやリフは比類ないのに。神は、彼に対しては二物を与えなかった。
顔 夜叉
声 超音波
エネルギー 馬並み
人生観 天下無敵
世界観 天動説 ガリレオも論破する
まあ、白金で一番ありふれたキャラです。
こういう人と直接やりとりすることが考えてみれば、なかった。当方から道を尋ねたり、なんらか働きかけるわけがないが、先方からアプローチされることもなかった。
棲み分けとでもいいましょうか。
というわけで、当方、まだまだ甘いぞ。
不思議な感動。
パスタ ビール ワイン。
自然教育園がただだったので、はいる。
五月の力。
植生の生命力は凄い。
ここでまたビール。
家に帰ると午後の光、風。
永遠の午後。
連休は続く。
あしたは千葉方面の女Tが攻めてくるそうだ。
