啓発舎

マジすか? マジすよ

アニメベスト3+1

 道を歩いていると、突然なにやら口ずさんでいる自分に気づく、という経験がありませんか。歌が頭にうかぶということではなく、もっとダイレクトに、声に出してしまう、という経験が。
 ないか。
 実は、当方、よく、それがあり、たまに、まわりの人から怪訝な顔をされます。
 今日も、仕事から帰る道すがら、気が付くと、「ありゃりゃんこりゃりゃんおつむのねーじが」などと、つぶやいていました、節つきで。
 左様、みなさんご存知の、「花のぴゅんぴゅん丸」の主題歌に他ならない。
 そういえば往年のアニメには凄いのがあったな、と想いは飛ぶ。
 で、唐突だが、アニメベスト3、ぐらいか、をここで発表したい。

一位 花のぴゅんぴゅん丸
二位 元祖天才バカボン
三位 悟空の大冒険 
四位 柔道のやつ(タイトル忘れた)
 
 思いつきだから、明日には気が変わっているとおもうが。今思い出せないのがあるかもしれないし。

 いま気が付いたが、傑作アニメは、テーマソングも傑作だ。

 ぴゅんぴゅん丸については冒頭述べた。この歌、歩行のリズムと合うので、実にしばしば私に、その、降臨されます。「おつむのねーじ・・・」の後のフレーズは、今のご時世、ちょっとあぶないかもしれない。
 この歌、大声で歌って歩くと、抱えてる荷物が少し軽くなりますよ。
 つのだじろう、だ。忍者の師匠のヒゲが手みたいに動くんだよね。
 「非常に、キビシー」財津一郎さんのセリフも、未だに新鮮。

 次。天才バカボン
 西からあがったお日様が、ひがし〜にし〜ず〜む〜(この部分浪花節調ね)
 これで〜いいのだ〜これで〜いいのだ〜
 ボンボンバカボンバカボンボン
 
 現代詩の傑作といえよう。

 赤塚不二夫の後期は、ほとんどやけっぱちのシュールさだったが、それを薄めずオンエアしたスタッフの度胸を多としたい。
 
 悟空の大冒険
 スリーツーワン ドカーン
 以下略。

 これは凄かった。湿度0%のドライなギャグ満載。テンポのめまぐるしさ。
 教育上どうのこうのという批判を浴びて、割合あっさり終わってしまった、という記憶がある。
 手塚のアニメで、教育上云々されたのは、これぐらいじゃなかろうか。

 四位の柔道のやつは、にゃんこ先生がでてきて、「・・・ぞな、もしかして」という決めフレーズを言う、川崎のぼるの傑作漫画。巨人の星の1000倍いい。

 今年も、あとわずかだ。