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北の丸は快晴。

◆阪本が相変わらず、わたしはあれしましたこれしました書いている。

　このヒトの本質はアレンジャーなのでそれ以外は、残らない。

　たとえば、えーと、大貫妙子なんかとくらべると。

　虚空からメロディーを紡ぎだす、みたいな時期が、このひとにはあった。

　色彩都市と夏に恋する女たちがなかったら、ちょっと困る。

　阪本がいなくても、戦メリなんかなくても全然痛痒をかんじない。

◆同じ新潮で、ゴダールの追悼だと。

　いつものメンツが腐臭を放つ。

　金井美恵子が、あいかわらず、性交だのなんだの、おブンガク用語をことさらつかって、なんか書いてる。

　気恥ずかしくなる。

こんなこと書きたくねえよ。