訃報はおもしろい。
いや、誰か死んだのがおもしろ、ということではなく、さすがに。
訃報に接した刹那の反応が。自分の。
これがおもしろ。
文字情報は、通常、なんらか情報整理をして反応する。
訃報は、その点、とっさに、体が、生理的に感応する、ようだ。
むかしの9じ5じ稼業のときの奴の訃報が、メールではいるようになっていて今日なんかもそれがとどく。
反応はだいたい以下の3とおりに区分できる、と思う。
イ.なにがしかの清涼感
ロ.なつかしい気持ち
ハ.どうでもいい。
構成比は、イ:7 ロ:1 ハ:2 といったところか。
イの清涼感は、まことに混じり気なく、蒸留水のような体感です。
ごくまれに、とっさに、懐かしい、というか、少し暖かいというか、そういう体内物質が体内に生成する、ような、反応を示すことがある。
今日は、どうだったか。
で、今日は、どうだったか。