2018-04-19 ■ 昼間、久しぶりに、コーヒーを飲みながら往来をながめていたら、突然、ある言葉が浮かんだ。 かつてアルカディアに。 かつては楽園にあって、いまは陋巷で俗塵にまみれる、という、そんな意味で私は受け取っている。 ふだん、彼岸のようであっても、それが日常になると、あたりまえに感じられるが、このところのように、神奈川沖波高しみたいな、北斎もびっくり、みたいな状況に置かれると、日常のありがたみが、沁みる。 つかの間だが。しばらくお休み。