これも恒例の正月テレビ。
◆ニューイヤーコンサート
今回は素晴らしかった。
ウィンナワルツは、アンコールピースとかでマチュアもよくやる。
むずかしいです。
オーケストレーションは割合単純で、弦がユニゾンで歌うことが多い。
Vnのオクターブ下をチェロがなぞる。
うまくいくとオルガンみたいな、艶のある響きがうまれる瞬間がアマチュアでもあるが、長くは続かない。
実は、ここ何年か、ご本尊ウィーンフィルの、このユニゾンサウンドに艶っぽさを感じられないことがあったのだが、今年のムーティーは、全開、惜しげもなく。
前半の浮気心は定番だが、歯切れの良さと潤いを最高のレベルで両立させています。
うっとりだ。
いつもながらバレーとかの映像は邪魔なだけ。
今回は、特に演奏が洗練の極みであるだけに、チープ感がいっそう際立つ。
客がでたり入ったりなので、こんなところ。
ワイン一本空いた。