◆数年前まで9時5時過ごしていた組織が、定期的に重たい郵便物を送ってくる。
社内報とOB会報、それに、割引なんとかの類の冊子類。
社内報は、いま読むと、刑務所だより、というかんじ。
楽しい囚人生活特集みたいな。
みんな、こんなに前向きに所内の作業に従事してます。
チームワークで効率アップ、ひょうきんな看守A。
標語もあったりする。
笑えます。
OB会報は、分厚いんだよ。
じじいの近況報告ばかりなのだが、言ってることはみんな一緒。
強烈な自己肯定、それあるのみ。
お勉強だの英会話だのでこんなに充実しています。
旅行、写真つき、がいちばん多いな。
これでも、旧七帝KO他私立上位校就職人気トップの会社だぜ。
日本の企業のなかみは、全然かわらない。
改めて。
身捨つるほどの★◎はありや
ということだ。
★◎は任意の集団すべてが該当する。
こういうお便りがあると、自分の時間の主人でいられる今、現にいま、の安堵がいや増して、午後の時間がひときわゆったり流れます。
ほんとによかったですよ。
気分晴朗の活性剤になるので、今後も送ってくるのは構わない、開けて15分でゴミ箱行きだけど。
全然別の話だが、来週末、出席するとそこにいた奴隷複数と顔をあわせる仕儀になる集まりがある。
正確には、いまは開放されて奴隷じゃなくなった奴と現役の奴隷頭が混ざっているが、解放奴隷も生涯奴隷根性一筋みたいな奴ばかりだから集団のオーラは奴隷一色だ。
キャンセルしてもいいのだが、当方のメリットになるところもあり、右せんか左せんか、引き延ばしている。
笑えりゃいいけど、醜いだけの展開の可能性も排除できない。
どうしようか迷ったらやめる、という、兼好さん、と思ったら、徒然草は引用で出典は一言芳談だから、正しくは、法然とその一味の主張に賛同した兼好の見解、に従うのが賢明だ。