啓発舎

マジすか? マジすよ

まず、抜粋。久々BLOGOSから。

むしろ大学無償化なんて実現してしまうと、やる気のない人が、卒業してもリターンのほとんど見込めないようなFラン大に大挙して進学してしまうはず。大学関係者及び文科省の役人は大喜びかもしれませんけど、そういうことに予算付ける余裕がこれからの日本にあるんでしょうか。ついでにいうと、移民入れるか入れないかの議論するほど働き手の不足している現状で、二十歳前後の活きのいい若いもんを「どうせタダなんだから大学いっとこうぜ」って4年間椅子に座らせとく余裕があるんでしょうか。若いもんがあふれていた90年代ならそんな予備校ブギ(死語)みたいなモラトリアム期間があってもいいんでしょうけど、お金的にも労働力的にも、そんな余裕はないというのが筆者の意見ですね。

この筆者は、手垢にまみれたことを自らの独創のように斜に構えて言い捨てるので大嫌いなのだが、上の抜粋は無償化の本質を正しく言い尽くしていて、手っ取り早いので貼り付けた。


前にも書いたが、この年代は負荷があったほうがいい。別に勉学に限らない。
ブラック企業であえぐ、なんて、いいんじゃないか。むしろ、世間という言葉を巨大なブラック企業と定義してもいいぐらいなもんだ。


よく、俳優とか作家のインタビューで、20台の前半まではぶらぶらしてどうのこうの、それがこやしで今がある、みたいなことを言うが、それは、そいつに才能があったからだ。自分の靴紐をひっぱって自分を引っ張り上げることを、意識してか無意識にかは知らぬが、必死でやっていたからだ。


大半は、ダメですよ、この年代ぼーっとしていると。
おれのまわりでも枚挙にいとまなし。
あなたの周囲でもそうでしょう。


ダメ坊主を量産して、猫の手も借りたい社会の労働力をその時点でも、また将来に向けても毀損する、悲惨な仕組みです。
やるならやりな。そっちはそっちだ。
こっちはこっちで自衛するだけだ。
おれは年寄りには甘いが若い奴で意味なくダメなのには割合容赦しない。それがあって、当方の周囲には秩序がある。
硬い話になった。