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きのう今日と仕事っぽい打ち合わせが続いた。
銭金方面ばかりは、どうでもいいと言ってられない。

銀行相手におれさまの今後日本の明日についてひざ詰め。

まず共通認識の確認。
ここへきて潮目が変わった。
きっかけは東京神奈川の空室率の上昇。
というのが骨格です。
賃貸市場は、すでにチキンレース。
この現状認識を共有しましょう。

で、貸したいのか貸したくないのか。
キャッシュはどんどん返済にまわして小さくまとまるのか、マーケットのひずみをうまくみっけて、こつこつ買い足していくのか。
商機はあるのか。

いまは、ないな。というのがこちらの見解。
数字はほしい、小さなロットで、やっていきましょうよ、というのが向こうのハラ。

でも、１億２憶じゃ、手間ばかり、骨折り損のくたびれ儲けでしょ。
入居確保のためには、家賃下げはじめ条件闘争、我慢大会よ。
対し、貸し出し金利は相変わらず叩きっこですから、そこそこのブツがあればいい条件だしますよ、と。

上ものはあるかね、がらくたに５％の値付けしてるジャンクばかりよ世間は。
高額の区分はどうですか、１億２憶の。豊洲タワマンとかのバカスケ物件でなく、千代田区中層あたりの。
パフォーマンス全然だめだね。
そもそも木造アパートむやみに新築、戸建ては空き家続出、集合住宅も空室率急上昇で、これから新規の投資できるわけないでしょ。
そっちが数字欲しいのはわかるけど、市場は全然だめよ。
と、当方が消極的なのでした。

おれなんか、マクロはよくわからないが、この先まだETFだのリートだの買い続けるんですか日銀は。
政府も１０兆円ばらまくそうだ。
企業は内部留保ふくらませるだけじゃないのかね。

どんなにばらまいても、どんなにじゃぶじゃぶにしても世間はバブれない踊れない、という見通しをおれが今きめた。
当方は、引き続き昼寝に精を出すだけだが、大どころの経営者のみなさんはどうしますか。
それこそ景気よく設備投資しますか、労働分配率上げますか。

ほんと、聞きたいよ。