啓発舎

マジすか? マジすよ


上智の土手を自転車散歩して通りがかった。

見てくださいよ。
三島由紀夫的悪趣味。

ここも宮内庁管理ですよね。
洗練といってよい昨日の東御苑二の丸庭園と、この落差。
遠く洋館を臨むだだっ広い敷地には、松がくねくねと純和風に植わっている。
笑える。
6000万人観光客呼び込みたいのだったら、ここはなんとかしたほうがいいな。
この季節だというのに、いつもいる覆面パトカーみたいのと、さぼってる営業車ぐらいで閑散としている。
今日の気分にはぴったりなので、しばしそのあたりを徘徊する。


共同体とか組織の求心力がなくなって、この国の人々は、「個」がむき出しになっている。
一部上場企業の経営者もなんとか大学教授も国会議員も、バカスケが普通なので、権威の威光も全然ない。「個」は自分で立つしかない。
実はひそかに「おフランス現代思想」とかそういうのを図書館から借りまくってごそごそやっていたのだが、みんなアホダラ経だということがやっとこのほど分かったので、「知」業界もおいらにとって「痴」あるいは「稚」さらに「恥」にもなり下がり、あてにならない。


これはしんどいよ。みんなも。おいらも。
どうするよ、これから。
というわけで昨日過ごしすぎました。
体がブルーだとついつい世を憂いてしまう。


追加。
文春の江田憲司ネタの文章は、わりといい。
よいしょは贔屓の引き倒しになりがちだが、これは抑制が効いているので効果あり。
「政界のわらしべ長者」は江田には過分の褒め言葉だ。