啓発舎

マジすか? マジすよ

昨夜は青山・懐石・カタカナ20文字ぐらいあるワイン他で、朦朧です、いま。

とりあえずblogos引用。今回はひろゆき氏。

15年ぐらい前は、お金を貯めてマンションを買って、マンションを貸し出して賃貸料で暮らすみたいな話が労働者からの卒業みたいに言われてました。(「金持ち父さん、貧乏父さん」)

ある程度の年齢まで働いて、お金を貯めて、その資産を回すことで、働かないで生活費が出るようにして、労働者としての人生を引退というお話ですね。

不動産だったり、株だったり、年金だったりというのが、引退しても生活費を出すための手段だったのですね。

ところがどっこい、今の時代、少子化で一部の大都会以外の土地の価格は下落し続けていて、株価はだだ下がりで、物価は上がっても年金の支給額は上がらないし、年金の運用で失敗して7兆8800億円減ったとかとか。。。

ってことで、今の時代って、ここまでお金を貯めたら、これで労働者としての生活は卒業して、ゆっくり生活ってラインが見えないんですよね。

いくらぐらいのお金があったら、満足した生活が送れるのかもわからないので、お金持ちの高齢者がもっとお金を欲しがっちゃったりしてます。

お金を貯めても、マイナス金利で減るわけだから、ここまで稼いだら安心ってのが余計に遠ざかりますよね。

将来が安泰だから、若い人や次世代の人を支援する側に回るというのが出来ない世の中なんです。

ってのを、「マイナス金利は心配無用。国民も政府もメリットのほうが大きい」って記事を読んで思った昨今です。

この人、昔2ちゃんでぶいぶいいわしてた仁ですよね。
マイナス金利でわしらはどうなる、について、これより正鵠を射た文章はない、当方の知るところ。
自分で考えるとは、こういうことだ。
「労働者」の用語をわざわざ採用する意味は大きい。
正規非正規とか目くそ鼻くそしてる場合じゃない、役つきもヒラもねえ、被雇用者はみんな「労働者」、一蓮托生でじり貧よ、という筆者の挑発、そしてそれはとことん正しい、を読み取るべし。
こいつはできる奴だ。


この先、金持ちとうさんも投資家も油断も隙もない、ということです、わしらの心構えは。