啓発舎

マジすか? マジすよ

ブライズヘッド五たび。

ここまできて、この物語の主人公は、ひとまとまりの男女とブライズヘッドという環境そのものだということが明らかになった。

生活の様式化ということでは、この国にも、たとえば茶道があるが、ケがあってのハレだ。24時間ぶっつづけで貴族の暮らしというパフォーマンスをするのはたいへんだろうな。

ゴスフォードパークをみたとき、使用人の食事でも、別の使用人が給仕していたので、へえ、と思ったことがある。


人が人をこういう風につかう、つかえる、ということが「階級」をうみだすということか。
この国には、そういうことはあまりなさそうだ。
なんだかんだいってこの国が居心地よいのは、そういうところが結構大きいのかもしれない。