雨の音で目を覚ます。
窓を開ける。ひんやりした空気が流れる。
うぐいす。ホケキョのあとのチチチに微妙な音程の変化があって、ドシラシドシラシ、或いはドシ♯ラシドシ♯ラシと半音階の旋律が続く。
と、いつになく平和に目が覚めたせいかどうか、今日予定していた事務の仕事がいいかんじで片付いたので、時事ネタで暇つぶそうと思う。
ネタ元は全部BLOGOSです。
このサイトひとつあればいいや。
みんな気持ちよさそうなんですよ、投稿する人々が。
以下、タイトルのみBLOGOSの引用。下の文章はおいらの蛇足
◆1記事150円で書くライターと、媒体価値の上がらないWebメディア
ネットのライターは600字150円なんですと。
で、粗製乱造、価値低下、単価下がる負のループ、と。
と、投稿された方もライターなので謙遜されているのかもしれないが、おれなんかからすれば、新聞なんかよりよっぽど重宝するけどね。
ネットの言論は衆愚だ、みたいな論陣は、いまここにある事実によってぶちのめされている。
それにしても150円でどうする、やれ終わったってビールのんだら赤字。
たとえば、こういう情報は、新聞からはなかなか入手できない。
「米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)は、声明を通じて、「北朝鮮公式メディアは、誇張された言動で悪名高いが、今回の言及はとりわけ醜く醜悪だ」と非難した」
とのことです。
でも、ここまである意味おおらかに、小学生しかも低学年っぽいかましができてしまうのは、今、世界広しといえども、金「刈り上げ」首領率いるこの国をおいて、ない。
自分で自分を赦しちゃってるかんじ。
◆美味しんぼ騒動
これは投稿雨あられ状態で、さすがにトーンはだいたい一緒。
この国は許しませんね、こういう言説を。
ところで、あまりみんなが言及しないのでここで以下の疑問を呈しておく。
小学館は、なんで突っ張るか。
ほのめかし、ですでに炎上しているのに、何故、次号で言い切らせるか。
オーストラリアのおじさんと、ここは一蓮托生だ、と、腹をくくったか。
それほどのことか。
ともあれ注目。
小学館のど根性によっては、応援するかもしれない。
◆ブラック企業の採用担当者「学生は軟弱」
そういう企業の姿勢を反省しなさいという、投稿の内容自体は凡庸であるが、そこで紹介された採用担当者コメントのあれこれは、笑えた。
そうだそうだ、と思った。
企業に黒も白もない。あらゆる人間集団は、基本、無理へんにげんこつである。
と、この際おれも宣言しておく。
本日のヒットは、「ライター150円」と「ブラック企業に言わせれば学生が軟弱」できまり。